フレイルなんてぶっ飛ばせ！！川崎栄子さん92歳の挑戦

健康寿命を延ばすには、「フレイル（加齢による心身の衰え）」に歯止めをかけることが大切です。
92歳の川崎栄子さんのフレイル対策は、キックボクシングで汗を流すこと。脚を傷めてスムーズに歩くことができなくなっていたときに、お孫さんの勧めでキックボクシングのジムに通うようになりました。
ジムではコンディションのチェックを終えると、ミット打ち、ディフェンスや攻撃の練習などを次々とこなしていきます。ミット打ちや対戦方式の練習では、しっかりと腕が上がり、動きも軽やか。
「キックボクシングを始めて、からだが丈夫になりました。練習しても疲れません」と川崎さん。トレーナーの生井宏樹さん（元キックボクサー・柔道整復師）も「骨などへの適度な刺激が、からだにいい影響を与えているようです」と話します。
また意識が前向きに変わったことも、大きな収穫です。「ジムに通うのは週に一度ですが、日常的にも少し動いたり、新しいことに挑戦したりする意欲にもつながっているのではないか」とトレーナーの生井さんは感じています。（5:48）