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長寿の未来フォーラム ~フレイルと関係人口~|三沢と“ともに”-高齢集落への取り組み-

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フォーラム概要

2023年3月5日、島根県松江市で、「長寿の未来フォーラム 〜フレイルと関係人口〜」が開催されました。
遠く離れていても、人は関わり合い、支え合うことができる…、高齢化が進む地域のなかで生まれた〝新たな人とのつながり方〞とされる「関係人口」。
健康長寿につながるフレイル予防を紹介しながら、関係人口の取り組みが進む島根県よりお届けします。

出演者

パネリスト

萩原 圭祐先生

大阪大学大学院 医学系研究科 先進融合医学共同研究講座 特任教授[常勤]、京都大学大学院 教育学研究科 特任教授[兼任]

田中 輝美さん

島根県立大学地域政策学部 准教授[関係人口論]、ローカルジャーナリスト

小笠原 啓太さん

ふるさと島根定住財団 地域活動支援課 主任

コーディネーター

三宅 民夫さん

フリーアナウンサー、立命館大学 衣笠総合研究機構 客員研究員

クリップ概要

事例を通して「高齢集落で必要とされるサポート」について考えます。
奥出雲町三沢地区は人口が減少し、急速に高齢化が進んでいる地域。4年前にスーパーが閉店してからは、NPO法人が食料品などを販売する「ともにマーケット」を運営するとともに、移動販売車「ともに号」を走らせてきました。
中林節子さん(85)は、マーケットの開店日は送迎車を利用して買い物に。同時開催される地域サロンに参加するのを楽しみにしています。
一方、夫の隆喜さん(88)は数年前に病気で倒れ、自宅に戻ることができたものの、歩行に杖が必要になりました。しかし「自宅前に止まる移動販売車まで歩いて買い物に行きたい」という思いが力となり、めきめきと回復。夫婦で支えあい、自宅の雪かきなどできる範囲でこなしながら、元気に暮らしています。
なにもかも手助けするのではなく、「できることは自分で」という隆喜さんを尊重したサポートを提供することで、自立が実現できている好事例と言えるでしょう。
「ともに」を運営するNPO法人の吉川英夫さんが、フォーラムにリモートで参加。「住民の方たちとは『お互い対等な立場で』を意識して接してきました」と話してくれました。(6:33)

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